ひゆの回顧録 

乙女ゲーム、少女マンガの感想etc...

遙かなる時空の中で3 Ultimate

秋にPSstoreでネオロマンス作品vitaの最終セールが開催されていて、下天の華と遙か3が半額だったので購入しました。

それでは、遙か3の感想に参ります。
※ネタバレ有り※

遙かシリーズは6と4をプレイ済みですが、ENDが通常と十六夜があるのが最初どういうことかわからず、通常を目指しているのに十六夜イベントを発生させるのを何度もやってしまいました。

1周目
噂の強制BADエンド

仲間をバッタバッタと失い、自分だけ現代に戻ってきてしまった望美ちゃん。
ここから、皆を助けようと運命の上書きを始める訳ですが、約1年寝食を共にし戦場を駆け抜けてきて仲間に強い思いがある望美ちゃんと大して恋愛イベントもなく愛着がまだ沸いてないプレーヤーと差があるなと感じました。

強制BADをするなら、八葉の半数クリアした後とかのほうが、こっちとしてもキャラに感情が入って、望美ちゃんの悲痛な思いと無力感も味わえたかな。


将臣

みなさんお馴染みの還内府さま。平家側。

望美ちゃんや九郎が源氏勢だと終盤まで気づかない人。けど、たぶん本当は気づいていてたけど、敵だと信じたくなくて決定的になるまで知らないフリをし続けたんだと思う。

おそらく製作側としても一番の盛り上がりとして作ってる、平氏と源氏の連戦の合間に、ふらっとやって来て望美ちゃんと抱き合うシーン。

残念なことにあんまり私は萌えられなかった。

二人とも戦いで心身ともに疲労して、束の間の癒しを得る。それは二人が、敵対するなど知ず、ただ惹かれ合っている仲だから成立するのだけど、やっぱりいくら将臣が、知ろうとしないとしていても、切れ者の還内府さまがそれでいいのだろかと思ってしまった。
将臣は、頭が回るだけでなく勘もいいから、このことだけは気づかないってのが解せない。

もっと上手くするれば、BASARAの朱理と更紗みたいな関係になって美味しかった気がする。
九郎一行と関わり過ぎたね。

エンドは通常より十六夜が好き。


九郎

兄上と先生で構成されてる。

最初、望美を認めてなかったが、すぐに仲間として受入れてくれる。チョロい。

もう少し粘ってくれてよかったのに。
基本、全員が冒頭から望美ちゃんに肯定的だし、白龍あたりは「神子は~だ」って誉め殺しにかかるし、たまにこっちが望美ちゃんにえっと思っても神子がするならOKってなってるので望美ちゃんに対する認識の乖離を覚えた。

とんでも展開を繰出した通常ルートがご都合主義すぎて笑えない。
さすがに、これは殺される前にあなたが書いた手紙なの、信じてって、逆鱗の力で(別の)未来の手紙を持って来られてあっさり信じるのはどうかと思う。
よく時空跳躍して手紙消滅しなかったな。

通常でも十六夜でも、頼朝倒そうともしなかったのが残念。九郎ルートなら、頼朝討伐できるのかと期待してた。
九郎自身が言ってたように、確かに九郎が源氏の長になるのは色んな意味で向いてないのかもしれないけど、実務を弁慶と景時に任せてたら、真っ当な統治が成されると思うけどな~。


最初から好感度MAXな譲君。
先輩、先輩、先輩。
ほとんど望美ちゃんのことで頭の中埋まってそう。
白龍の跳ばされる前から望美ちゃんのこと、好きなんだろうけど、そこから辺は特に言及なくてどう好きなったか、不明。
まあ一緒にいたら自然と知らぬ間に好きなちゃったんだろうねと推察するしかない。

中盤で望美ちゃんを庇って死んでしまう譲君。
このとき、それまで白龍の逆鱗で過去改変しまくってた望美ちゃんが、私が逆鱗を使ってきたせいだと思い至れたのが良かった。
望美ちゃんは結構何かあればすぐに逆鱗の力に頼る。
物語のコンセプト上仕方ないのかもしれないけど、なんの躊躇(代償や他人に与える影響への葛藤)もなく使うのは、望美ちゃんの倫理観の欠損に思えてしまってたので、ちょっと補完されて安心した。

十六夜エンドがすっきりしない。

ヒノエ

隙あらば短歌を諳じる。
チャラいとかより私の中で短歌の先生になってた。

熊野水軍の棟梁で、常に自分の領地熊野を守ろうとする姿勢がかっここい。ぶれない。

ヒノエは、賢い女性が好みのようだけど、その基準は低め。
さすがは姫だとか、簡単な質問への解答ですぐに言ってくれる。

十六夜エンドで、現代と異世界を気軽に行ったり来たりするのは頂けない。

景時

器用貧乏で板ばさみな苦労人

すがりついて来たのはびっくりした。
けれど、景時の現状とかそれに至るまでを考えれば妥当だなと思う。
九郎が変わらず、兄上、兄上とばかり言って生きて来られているのは、景時のおかげであり、せいでもある。
鎌倉方との調整はきっと景時が担って、どうにか盟友である九郎が九郎らしく源氏の将として有れるように尽力し、尚且つ梶原家を存続させられるよう、頼朝の不興を買わない立ち回りをして来たんだだろうから、あそこまで来て、更に好きな人殺せと言われたらそうなるわ。
元々、根が優しい人が、あれだけの重責を背負うことになれば順当な結果。
ついでに、荼吉尼天も頼朝も恐れてるから。

通常ルートの最後でハッタリかませてるだけで十分凄い。

十六夜ルートでの冷徹な景時好き。

後日談で頼朝様尊敬してるって言ってるのは信じられない。あんな非道な人は尊敬しないでほしい。

敦盛

敦盛って聞いたら、人間五十年~ってなって、平敦盛よりも信長を思い出す。

「神子...」って言ってくれる可愛い人。
この言葉だけで喜怒哀楽表してる。

怨霊だけど、自我があって、穏やかで清らか。

怨霊は浄化の対象だが、されないのは攻略対象だからとあまり気に止めてなかったが、通常ルートは最後まで、望美ちゃんがそれに触れることはあまりなかったので、綽然としない。

十六夜エンドも微妙だが、可愛いのでいいや。

圧倒的な癒し枠。

弁慶

もっと腹黒くて、本気で九郎を裏切ったりするのかと思えばそんなことはなかった。

あっさりしたルートであんまり覚えていない。

十六夜エンドはどういうこと?
私はもう神子じゃないと言ってたけど、ばっちり神子である恩恵(白龍の逆鱗)使ってるし、弁慶射られてたのに、なんにもなかったように現代いるし。


リズヴァーン

先生、語らないし、秘密多い。
何重要なことを隠してるとは思ってたけど、
まさか幼い頃に望美ちゃんに助けられて、望美ちゃんの生存する世界線を求めて、時空跳躍を重ねてるとは!

望美ちゃんが先生に恋すれば、望美ちゃんか先生かどちらが確実に死ぬ運命が待っている。

おそらく、他のルートの最終戦後で先生は生きてるので、
望美ちゃんが他の人を好きになってれば、望美ちゃんも先生も存在できる。

けれど、望美ちゃんは先生を好きになった後からを変えようとしてるし、先生は望美ちゃんが他の人を好きになる運命を知らないから、変えられない。

先生は望美ちゃんが生きられるためなら、他の人を好きになる運命に容赦なく持っていこうとするだろうけれど、きっとその壁は先生では越えられない。

通常エンドでも結局望美ちゃんが願ったから、二人が生き延びれた。

逆鱗を使って、どう足掻いても先生には運命を変えることはできないというのが悲しい。

全ては神子様のお心次第。

先生の力で二人の未来をもぎ取って欲しかった。

それとそもそもの問題だど、
望美が逆鱗持って、白龍もいるというのが異常事態だったのに。
白龍の身に宿っている逆鱗、望美のペンダントの逆鱗、先生の持ってる逆鱗、同時空に3つあることが判明。ほんと、大丈夫なのこれ?

十六夜エンドは、生きるか死ぬかの世界線じゃなくてよかった。
後日談は仲睦まじくてなにより。

息をするように神子を誉めだし、愛を語る。
BADの衝撃が強い。
HAPPYエンドでは一番報われてよかったなと思った。

知盛

ルートに入るために何周もした。
将臣の袖振山イベント見忘れてるの気づいて、漸くルートに入れた。
達成感がすごい。
一番萌えたルートだけど、会話の内容が戦闘狂って印象も強く残った。

黒龍のほうが好みで羨ましかった。

白龍

大人になった白龍は、見た目と声と性格とが合わさってなくて、それぞれの素材はいいだけに惜しかった。
こども白龍は可愛い。
そのままでずっと旅したかった。


総評

・遙かに限ったことではないけど、過去で生きているキャラが現代に来るっているのが、どうしても戸籍とか気になってしまって、頭に入ってこない。
よって、将臣と譲以外の現代エンドが苦手。

・遙かシリーズ屈指の人気を誇るとの前評判を聞いてたせいで、期待値が上がりすぎてイマイチ楽しめなかった。

・望美ちゃんがあまり好きになれなかった。

・泰衡(一番ビジュアルが好み)のDLが高い。

以上を踏まえて、名作だろうけど私にはあまり合わない作品でした。